日本のポーカー界は今、空前の盛り上がりを見せています。2012年に木原直哉選手が日本人初のWSOP(世界ポーカー選手権)ブレスレットを獲得してから約13年。現在では複数の日本人プレイヤーが生涯獲得賞金100万ドル超えを達成し、世界のトーナメント舞台で名前を刻んでいます。
この記事では、2026年現在に活躍する日本人プロポーカープレイヤー10名を厳選し、プロフィール・主な戦績・プレイスタイルの特徴・初心者へのメッセージを一挙に紹介します。「ポーカー プロ 日本人」「ポーカー 有名人」について知りたい方の完全ガイドです。
日本人プロポーカー選手 生涯獲得賞金ランキング(2026年版)
まずは全体像を把握するために、生涯獲得賞金ランキングを見ておきましょう。
| 順位 | 選手名 | 愛称/ニックネーム | 生涯獲得賞金(概算) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷正志 | Masashi Oya | 約921万ドル(約13億円以上) |
| 2位 | 小原順 | みさわ | 急浮上・年間約5.5億円規模 |
| 3位 | 當眞嗣成 | つぐ兄 | 約328万ドル(約4.7億円) |
| 4位 | 四鹿和彦 | Yotsushika | 約265万ドル(約3.8億円) |
| 5位 | 荻田大輔 | JOE | 約252万ドル(約3.6億円) |
| 6位 | 木原直哉 | key / 東大卒ポーカープロ | 約237万ドル(約3.4億円) |
| 7位 | 横澤真人 | 世界のヨコサワ | 約214万ドル(約3.1億円) |
| 8位 | 矢倉高士 | じぇいそる | 約200万ドル規模 |
| 9位 | 小倉孝 | 麻雀ポーカー二刀流 | 約214万ドル(約3.1億円) |
| 10位 | 余語葦織 | Iori Yogo | 約151万ドル(約2.2億円) |
※ 順位・金額は2026年3月時点の概算です。トーナメント結果によって随時変動します。
10人の日本人プロポーカープレイヤー完全プロフィール
1. 大谷正志(Masashi Oya)|現在の日本人生涯獲得賞金1位
プロフィール
日本人ポーカープレイヤーの生涯獲得賞金ランキングで、現在ダントツの1位に君臨するのが大谷正志選手です。2021年末時点では日本人ランキング63位に過ぎませんでしたが、そこからわずか2〜3年で頂点に立った、まさに「最速の上昇」を遂げたプレイヤーです。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | WSOP $100,000 Ultra High Roller | 優勝 | 約$2,940,000(約4.2億円) |
| 2024年 | EPT モンテカルロ | 優勝 | 高額賞金 |
| 2024年 | WSOP $25,000 High Roller 6-Handed | 6位 | $229,002 |
2023年のWSOP 「$100,000 No Limit Hold’em Ultra High Roller」では、世界ランキング4位のJason Koon(米国)を破って優勝。日本人として9人目のWSOP優勝者となりました。生涯獲得賞金は約921万ドルに上り、世界トップクラスのハイローラーとして認知されています。
プレイスタイルの特徴
冷静沈着な判断力と、ハイリスク・ハイリターンな「スーパーハイローラー」戦線で際立つ精神的な安定感が武器。参加費$100,000超の大会でも物怖じしないメンタルは、世界のトップと渡り合うための必須能力です。
「ポーカーは情報戦。相手の行動パターンを分析して、論理的に最善の選択を積み上げていく作業です。」(大谷正志、各インタビューより)
⚠️ 注意 大谷選手が参戦するスーパーハイローラーは参加費$10,000〜$100,000以上。初心者が同じ道を歩もうとするには段階的なスキルアップが必要です。まずはテキサスホールデムのルールから始めましょう。
2. 小原順(みさわ / Jun Obara)|看護師からポーカープロへ
プロフィール
「みさわ」の愛称で親しまれる小原順選手は、岩手県の看護学校卒業後に2年間看護師として勤務した後、リサイクル業の会社経営を経てプロポーカープレイヤーへ転身した異色の経歴の持ち主。2016年頃から本格的にポーカーを始め、わずか数年でアジアトップクラスの実力を身につけました。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | EPT プラハ メインイベント | 4位 | 約5,000万円 |
| 2025年 | Wynn Summer Championship | 準優勝 | 約2.4億円 |
| 2025年 | TRITON Super High Roller JEJU $40,000 Mystery Bounty | 優勝 | $699,000+バウンティ |
2025年のTriton Super High Roller SeriesのMystery Bountyでは、ファイナルテーブル全選手を自ら撃破する圧巻のパフォーマンスで日本人初のTriton優勝を達成。「Bounty Hunter(バウンティハンター)」の異名を獲得しました。
プレイスタイルの特徴
明るく陽気な人柄から想像しにくいほど、テーブルでは冷静かつ精密なプレイを展開。相手の弱みを的確についた「バウンティ狩り」の戦略センスが際立ちます。解説者・コーチとしても活動しており、教え方のわかりやすさに定評があります。
「ポーカーを楽しみながら学ぶのが一番の近道。笑顔でテーブルに座ることが、実は相手に対する最大のプレッシャーになることもある。」(みさわ、各インタビューより)
3. 當眞嗣成(Tsugunari Toma)|「つぐ兄」と呼ばれる実業家プロ
プロフィール
1982年大阪市生まれ。大阪経済大学大学院修了後、みずほ銀行入行を経て株式会社トウマトータルビジネスを設立。現在はグループ8社を経営する実業家でありながら、世界トップレベルのポーカープロとしても活躍する二刀流の実力者です。愛称は「つぐ兄」。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | ACOPマカオ メインイベント | ファイナルテーブル進出 | 入賞 |
| 2019年 | EPT プラハ | 1週間で2度優勝 | 高額賞金 |
| 2019年 | 日本プレイヤー・オブ・ザ・イヤー | 受賞 | — |
| 2020年 | スポーツニッポン新聞社とプロ契約 | 日本企業初のスポンサード | — |
2020年には日本企業(スポーツニッポン新聞社等3社)との初のプロ契約を締結。AJPCやNatural8のアンバサダーも務める、日本ポーカー界の顔的存在です。
プレイスタイルの特徴
心理学の知識を活用し、相手の顔色・仕草・ベッティングパターンを読む「ライブ読み」が得意。「オンラインポーカーはやらない」と明言するほど、リアルの駆け引きにこだわるライブ専業プレイヤーです。
「ポーカーは人間を理解するゲームです。相手がどんな感情状態にあるかを見極められれば、最強の武器になる。」(當眞嗣成、各インタビューより)
4. 四鹿和彦(Kazuhiko Yotsushika)|バックギャモン出身の不動産経営者
プロフィール
熊本県出身。不動産会社を経営しながらプロポーカープレイヤーとして国際舞台に立つ実業家プレイヤー。もともとバックギャモン(西洋のボードゲーム)の強豪として活躍しており、確率論と戦略思考がポーカーでも存分に活かされています。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | EPT バルセロナ €25,000 High Roller | 優勝 | €370,300(約6,000万円) |
| 2022年 | ARIA Las Vegas $10k High Roller | 連続優勝 | 高額賞金 |
| 2025年 | EPT | 7位 | $141,224(約2,230万円) |
2019年には日本人賞金ランキング2位に浮上。生涯獲得賞金は約265万ドルで、欧米のハイローラー戦線でも安定した実績を持ちます。
プレイスタイルの特徴
ゲーム理論に基づいた数理的なアプローチと、長期的な収支を意識した「ブレない戦略」が特徴。バックギャモン仕込みの確率計算能力が、ポーカーのベッティング判断に直結しています。
「確率から逃げない。期待値がプラスなら、一時的な損失を恐れずに突き進む。それがポーカーで長期的に勝つ唯一の方法だと思っています。」(四鹿和彦、各インタビューより)
5. 荻田大輔(JOE / Daisuke Ogita)|アジアを席巻する新世代エース
プロフィール
「JOE」の愛称で知られる荻田大輔選手は、近年急成長を遂げている次世代の日本人エース。特に2024年のAPT台湾メインイベントでの優勝は、台湾史上最高額となる約39万ドルを手にするビッグバンで、国際的な注目を集めました。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | APT台湾 メインイベント(1,182名参加) | 優勝 | 約$390,000(約5,700万円) |
| 2024年 | 日本人年間賞金ランキング | 2位 | — |
生涯獲得賞金は約252万ドルに上り、アジア圏のビッグトーナメントで着実に実績を積み上げています。
プレイスタイルの特徴
攻撃的なプレッシャーをかけながら相手の反応を引き出す「アグレッシブ・スタイル」が持ち味。多人数フィールドのメインイベントで安定した成績を残せる「サバイバル能力」の高さも際立ちます。
「大きな大会で勝つには、チップを守るだけでなく、適切なタイミングでリスクを取る勇気が必要。攻撃こそ最大の防御です。」(荻田大輔、各インタビューより)
💡 TIPS アグレッシブなプレイスタイルを身につけたい方は、ハンドレンジ表の見方と使い方を参照してください。
6. 木原直哉(Naoya Kihara)|東大卒・日本人初のWSOPチャンピオン
プロフィール
1981年北海道名寄市生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科卒(10年在学)。2012年に日本人初のWSOP優勝を達成した、日本ポーカー史の開拓者です。X(旧Twitter)アカウント「@key_poker」では日本のポーカーコミュニティへの発信を続けています。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | WSOP $5,000 PLO 6-Handed(419名参加) | 優勝(日本人初) | $512,029(約7,400万円) |
| 2013年 | LAPC $10,000 No Limit Hold’em | 9位 | $96,780 |
| 2022年 | WSOP Poker Players Championship $50,000 | 3位 | $639,257 |
| 2022年 | WSOP 複数イベント | ファイナルテーブル3回 | — |
2012〜2016年にはPokerStarsとプロ契約を締結し「TEAM POKERSTARS」メンバーとして活動。2013年にはPokerListingsから「Most Inspiring Player」に選出されました。
プレイスタイルの特徴
テキサスホールデムだけでなく、オマハ・ミックスゲームにも精通するオールラウンダー。東大卒の理系頭脳で構築した論理的なゲームプランが強み。感情に流されない「エクイティ思考」(手持ちの勝率を正確に計算する思考法)を徹底しています。
「ポーカーは長期戦。1回のセッションで一喜一憂せず、期待値の積み重ねを意識することが大切。負けを恐れず、正しいプレイを繰り返せるかどうかがプロとアマを分けるラインです。」(木原直哉、各インタビューより)
7. 横澤真人(世界のヨコサワ / Masato Yokosawa)|波乱万丈のエンタメ系ポーカープロ
プロフィール
1992年12月10日生まれ。立教大学中退後、起業して比較サイト事業で月収200万円を稼ぐも会社を失い4,000万円の借金を背負う。21歳の誕生日にプロ宣言、その3日後のWPT韓国で優勝するという劇的な逆転劇でポーカー界に衝撃を与えました。現在はYouTubeチャンネル登録者数が60万人超(ポーカープレイヤーとして世界最大級)。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2013年 | WPT(ワールドポーカーツアー)韓国 | 優勝(日本人初) | $100,000(約1,000万円) |
| 2018年 | APT(アジアンポーカーツアー) | 優勝 | $66,167 |
| 2020年 | Aussie Millions Poker Championship | 5位 | $167,947 |
| 2022年 | Global Poker Awards「Poker Personality」部門 | 受賞(日本人初) | — |
| 2023年 | WSOP メインイベント(10,043名参加) | 45位(日本人最高位) | $188,400(約2,600万円) |
| 2025年 | WSOP サイドイベント ラスベガス | 5位 | $447,613(約6,500万円) |
生涯獲得賞金は約196万ドル(約2億6千万円)。2021年6月には総工費1億円の国内最大級ポーカールーム「ROOTS SHIBUYA」を開設しました。
プレイスタイルの特徴
相手の心理を読む「メンタルゲーム」が高水準。エンタメ性とプロのシャープさを兼ね備えた独特のスタイルで、観客を魅了しながらも結果を出す。大きな舞台でのメンタル安定感が際立ちます。
「ポーカーって、勝つよりも”負けない力”を身につけることが先。感情的になったら即バストします。まず自分のメンタルをコントロールする練習から始めてほしい。」(世界のヨコサワ、各インタビューより)
8. 矢倉高士(じぇいそる / jsol)|ラスベガス在住・日本初の日本上場企業スポンサードプロ
プロフィール
1983年11月26日生まれ。2005年に映画「オーシャンズ・イレブン」に影響を受けマカオへ渡り、ポーカーと出会う。マカオ4年、フィリピン1年半を経て現在はラスベガスで長年活動する、まさに「ポーカーを人生にした」プレイヤーです。2022年にサミー株式会社とプロ契約を締結、日本人初の日本上場企業スポンサードプロとなりました。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2014年 | WSOP ラスベガス | ファイナルテーブル(8位) | 入賞 |
| 2024年 | APPT Manila レッドドラゴン | 4位 | $28,320 |
| 2024年 | Paradise City Poker Series | 優勝 | $6,752 |
| 2024年 | APPT Cambodia ハイローラーターボ | 優勝 | $16,120 |
YouTubeチャンネル「じぇいそる」は平均再生回数約10万回。ラスベガスを拠点にヘアサロン等の事業も展開するポーカープロ兼実業家。木原直哉・余語葦織とともにASPT(Asia Series Poker Tour)の立ち上げにも参加しています。
プレイスタイルの特徴
ラスベガスの高額キャッシュゲームで鍛えられた実戦的なスタイル。長年の海外生活で培った「海外勢との読み合い」が得意で、国内プレイヤーとは一線を画す洗練されたプレイを展開します。
「ポーカープロになりたいなら、まずたくさんのハンドをプレイすること。理論だけじゃなく、実際にお金を賭けて判断する経験が何より大切です。」(じぇいそる、各インタビューより)
9. 小倉孝(Takashi Ogura)|麻雀×ポーカー「二刀流」のレジェンド
プロフィール
1982年9月27日生まれ、千葉県出身。日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士でありながら、同時にプロポーカープレイヤーとしても活躍する唯一無二の「二刀流」プレイヤー。麻雀では第7期雀王など複数タイトルを獲得。アメリカ人翻訳家の勧めでポーカーの道に入り、独自の「小倉システム」(論理的思考に基づくデジタル麻雀理論)をポーカーにも応用しています。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | WSOP $10,000 メインイベント | 64位(当時日本人最高位) | 入賞 |
| 2018年 | APPT マカオ | 優勝 | HK$2,751,000(約3,678万円) |
| 2018年11月 | Hendon Mob 日本人ランキング | 日本人1位 | — |
| 2023年 | WSOP 複数イベント | 5種目入賞(うち1種目4位) | 高額賞金 |
生涯獲得賞金は約214万ドル。麻雀とポーカーを横断するユニークなポジションで日本のゲーム文化に貢献しています。
プレイスタイルの特徴
論理的思考と数値化された戦略判断が核心。麻雀で磨いた「確率の天秤」と「相手の手牌読み」をポーカーに昇華させた独自スタイル。感情よりもデータを信頼するドライな判断力が持ち味です。
「麻雀もポーカーも、結局は情報の不完全なゲーム。不確実な状況で最善を選び続けることが、プロとして勝ち続ける秘訣です。」(小倉孝、各インタビューより)
10. 余語葦織(Iori Yogo)|インマネ回数日本人最多のスタミナプレイヤー
プロフィール
1983年愛知県名古屋市生まれ。カナダのクイーンズ大学で数学を専攻、大学時代にポーカーに魅了されて留年するというエピソードを持つ。2006年卒業後すぐにプロポーカープレイヤーとして活動を開始。現在はフィリピン・マニラを拠点に、APTを中心としたアジア圏の大会で活躍。YouTubeチャンネル「葦織塾」では初心者・中級者向けのポーカー講座を配信中。
主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 通算 | インマネ回数 | 229回(日本人1位) | — |
| 2019年 | APT 年間成績 | トップの成績 | — |
| 2025年 | 年間インマネ回数 | 43回 | $706,223(約1億1,190万円) |
生涯獲得賞金は約151万ドル。賞金総額ではなくインマネ回数で突出した安定感を誇る、日本人プレイヤーの中で最も「コンスタントに結果を出す」選手です。
プレイスタイルの特徴
派手な大博打より「確実にファイナルテーブルを狙う」安定型スタイル。数学的なバックグラウンドを活かしたオッズ計算と、長年の経験から培われた「生存戦略」が強み。中長期で勝ち続けるためのポーカー哲学を体現しています。
「毎日コツコツが一番強い。ポーカーは短期の運ではなく、長期の実力ゲーム。インマネ回数を積み上げることが、実力の証明だと思っています。」(余語葦織、各インタビューより)
💡 TIPS ポーカーの基礎を固めたい方は、ポーカー勉強ロードマップを参考にしてください。
日本人がポーカープロになるには
「私もプロを目指したい」という方のために、日本人ポーカープロへの道をまとめます。
プロへの道:3つのステップ
STEP 1: 基礎固め(6ヶ月〜1年)
まずはテキサスホールデムのルールとハンドレンジ表を徹底的に習得します。オンラインのマイクロリミットや無料大会で数万ハンドをこなし、ハンド読みの基礎を身につけましょう。
STEP 2: 収支管理と実戦(1〜3年)
プロを目指すなら収支管理は必須。毎セッションの収支を記録し、「勝っているのか・なぜ勝っているのか」を数値で把握します。ライブトーナメントへの参加も増やし、実際のプレッシャー下での判断力を養いましょう。
STEP 3: 専業化の検討(3年以上)
安定して月次収支がプラスになり、バンクロール(ポーカー用の資金)が十分蓄積されたら専業化の検討ができます。ただし、専業化には以下の現実的なハードルがあります。
| 検討事項 | 詳細 |
|---|---|
| バンクロール管理 | 少なくとも参加費の100倍以上の資金が必要 |
| 税務申告 | 事業所得として確定申告が必要(後述) |
| 生活費の確保 | ダウンスウィング(連敗期)に耐えられる生活資金 |
| 心理的耐性 | 長期的な負けに動じないメンタルトレーニング |
| 英語力・海外対応 | 世界舞台での活躍には語学力が重要 |
プロへの近道:何を学ぶべきか
プロ選手が口を揃えて「必須」と言うスキルは以下の通りです。
- ハンドレンジの理解 — 位置(ポジション)ごとのオープンレンジを暗記する
- プリフロップの基礎 — 3ベット・コールの判断基準を数値で持つ
- ポットオッズの計算 — ドロー時にコールすべきかを瞬時に判断する
- メンタルゲーム — タフビートを受け入れ、次の判断に集中するメンタル管理
ポーカープロの収入と税金
「ポーカーで稼いだお金はどう課税されるの?」は、プロを目指す人が必ず直面する疑問です。詳しくはポーカーと税金・確定申告の完全ガイドをご覧いただくとして、ここでは要点をまとめます。
所得区分の分類
| プレイスタイル | 所得区分 | 特徴 |
|---|---|---|
| たまにトーナメント参加 | 一時所得 | 50万円特別控除あり・課税は所得の1/2 |
| 継続的にキャッシュゲーム | 雑所得 | 必要経費控除可・他の所得と合算 |
| 専業ポーカープロ | 事業所得 | 青色申告可・損失の翌年繰越可 |
一時所得の計算例
ポーカートーナメントで賞金200万円を獲得した場合:
課税対象 = (賞金200万円 - 参加費等の直接経費 - 特別控除50万円) × 1/2
仮に参加費が20万円であれば、課税対象額は(200万-20万-50万)×1/2 = 65万円。これに給与等の他の所得と合算した総合課税が適用されます。
よくある質問(FAQ)
2026年現在、生涯獲得賞金ランキングでは大谷正志選手がダントツの1位(約921万ドル)です。ただし「強さ」の基準によって異なり、インマネ安定度では余語葦織選手、知名度・影響力では世界のヨコサワ(横澤真人)選手が抜群です。
木原選手は東京大学理学部を卒業後にプロポーカーの道へ進んだ異色の経歴を持ちます。さらに2012年に日本人初のWSOP優勝を達成したこともあり、「頭脳と実績を両立した草分け的存在」として広く知られるようになりました。
21歳でプロ宣言の3日後にWPT韓国を優勝するドラマチックなデビュー、4,000万円の借金からの逆転劇、そして日本最大級のポーカールーム設立と世界最多クラスのYouTube登録者数(60万人超)など、実績・ストーリー・発信力の三拍子が揃っているためです。
一概には言えませんが、国内中堅プロで年収500万〜1,000万円程度、世界で活躍するトッププロは数千万円〜数億円規模です。ただし賞金収入は波があるため、安定した生活を維持するにはバンクロール管理と副収入(コーチング・YouTube等)の組み合わせが一般的です。
海外のトーナメントに参加して賞金を獲得することは合法です。ただし国内でのキャッシュゲームをビジネスとして運営するには各種法律への配慮が必要です。賞金については適切に税務申告を行うことが義務です。
一般的に「参加費の100倍以上のバンクロール」が推奨されます。例えば$500の大会に参加するなら$50,000(約750万円)のバンクロールが目安です。また生活費としての生活防衛資金も別途必要です。
プロ選手が口を揃えるのは「メンタルゲーム」の管理です。いくら戦略が正しくても、感情的になって判断を誤れば長期的には負けます。次いで「ハンドレンジの理解」「ポジションの活用」が重要とされています。
アジア圏では韓国(Paradise City)、マカオ(APPT)、フィリピン(Manila)、オーストラリア(Aussie Millions)が日本人の参加実績が多いです。ラスベガスのWSOPは毎年6〜7月に開催される最大の目標となっています。
まずテキサスホールデムのルールで基礎を確認し、ハンドレンジ表で位置ごとの戦略を学ぶのが王道です。その後はポーカー勉強ロードマップに沿って段階的にスキルアップしていきましょう。
かかります。日本居住者は国内外のトーナメント賞金に日本の所得税が課されます。プレイ頻度によって一時所得・雑所得・事業所得のいずれかに分類されます。詳しくはポーカーの税金・確定申告ガイドをご覧ください。
まとめ
2026年の日本人ポーカーシーンは、かつてない盛り上がりを見せています。大谷正志選手が生涯獲得賞金900万ドル超で日本人トップに立ち、みさわ(小原順)選手がTriton初優勝、世界のヨコサワ選手がWSOPでの自己ベストを更新するなど、世界舞台での活躍が続いています。
日本のポーカーを切り開いたパイオニア・木原直哉選手から始まり、今や複数の選手が生涯100万ドル超の実績を誇るまでに成長した日本ポーカー界。次に世界を驚かせるプレイヤーが、今この瞬間も日本のどこかでカードを切っているかもしれません。
まずはあなたも基礎から一歩踏み出してみましょう。
免責事項・AI活用について
本サイトの記事は、AI(Anthropic社 Claude)を活用して作成しています。情報の構成・校正には編集上の確認を行っていますが、専門家(税理士・弁護士等)による個別の監修は受けていません。
掲載する戦略・確率・税務情報は一般的な参考情報であり、実際のプレイ判断や申告手続きにおいては、ご自身の状況に合わせた判断をお願いいたします。
ポーカーの税務・法律に関する記事は、日本国内の法令(所得税法・刑法等)に基づく一般的な解説であり、個別の税務・法律相談を構成するものではありません。具体的な手続きについては税理士・弁護士等の専門家にご相談ください。